株式会社アカツキのインターンに参加してきた
こんにちはこんばんは,なわてぃーです.
12/13,14の2日間アカツキのSwitchというインターンに参加してきました.
一言でいうとハッカソン形式の事業創造+開発コンテストみたいな感じですね.
詳細はHPを見てくれればいいとして,当日の様子とかたくさん見えた反省点とか書いてみます.
2日間の簡単な流れ
チームは最初から決められていて,僕のチームはプランナー3人,デザイナー1人,エンジニア2人という構成の合計6人チームでした.
やったこと
僕はゲーミフィケーション分野のエンジニアとして参加して,「位置情報を活用して移動しながら絵を描くことができる"ICHIE(位置絵)"というサービス」をチーム内で提案し,開発しました.
珍しくアイデアが問題解決型ではなく価値創造型,またネタ枠でもなく挑んだのですが入賞することはできませんでした(悲しい).
チームとしての反省点
お互いの能力を把握する
初対面であり,かつ短期間の開発であるからこそお互いの能力について把握し,スケジューリングを行う必要があったなと感じました.今回の場合はチームメンバーのゲーミフィケーションという概念に対する理解,お互いの専門領域におけるレベルについて.前者についてはアイデアソン時にゲームプランの提案の用になってしまった部分もあり,事前に教えあえていればアイデア出しの時点で遅れをとることはなかったのではないかと.後者についてはインターフェースに関する議論時間の見積もりであったり,機能の実現可能性を見積もる上で必要だったなと感じています.
短いスパンでコンセンサスをとる
僕のいたチームはアイデアが出るまでが全チームで最も遅く,アイデアソン終了時点でアイデアを決めることができていませんでした.そのせいもあってかアイデアのブラッシュアップと開発を並行して行う必要がありました.ブラッシュアップの結果方向性が逐次変化しているにも関わらず,初日はプランナーとのコンセンサスをとることがなく開発を進めてしまいよくなかったなと反省しています(開発終了間際でもお互いにどこまで実現するのか,どのように実現するのかという点で同じイメージを抱けていませんでした).また,開発しながら技術的な面での実現可能性が徐々に把握されてくるため,そういった面でも短期間での開発であることから短いスパンでの議論の必要性を感じています.
情報共有ツールを確定する
アイデアソン中に各自紙にアイデアを書き出すことがあったのですが、写真をとってデータを共有したほうが良かったなと感じています,紙媒体だと全員が同時に見ることができなかったりするので,データ化することでスムーズに議論を進めることができたはず(交代交代で見回したりするのは非効率).当日は途中から全員使用経験があるということでLINEを使ってたけどSlackとか使いたかった...チャットツールじゃなくても最低でもDropboxとかファイル共有はしたかった
土台を固める
最初の段階では「位置情報を使って絵を描く」しか決まっておらず,どのようなユーザをターゲットにするかが正確にイメージ出来ていませんでした.
そのせいもあってか
- どのような機能を実装するか
- どのような画面が必要か,またどのようなデザインにするか
ということが決められず,最後のほうで大きく追い込まれる結果となってしまいました.
開発が進むに連れ,変更が生じることはあれどアイデアの土台,開発の土台を作っておくことは重要であると感じました.
個人的な反省点
- 伝えたい内容はまとめてしゃべる
- 企画提案のときとかなにがやりたいのかしっかりまとめてなくて時間が足らなかった
- 「誰に」「どんな価値を」「どのように届けるか」の3点をはっきりと述べる
- 相手の話を無表情で聞かない
- 作業を押し付けるように指示するのをやめる
- タスクフルになっても周りには気を使うべし
- なんでもやりたがらない
- プレゼントかデザインとか
- 周りにうまく自分の知識を還元する,周りをきちんと頼る
- 威圧しない
- しゃべり方とか怖かったらしいです.気をつけます...
感想
アイデア出しには苦労しましたが,チームメンバーの誰もが真剣であんなに熱く議論ができたのは初めてでした.特にプランナー枠で参加されている方の多くは非常に意識が高く,話していて楽しかったです.
今回のアイデアは僕が発案者であり,かつクライアント側に負担のかかるものであったことから僕の負担が大きく,チーム全体での負荷分散がうまくできませんでした.こういうことを意識しながらアイデアを出すとやりたいことを捨てざる得なかったりするのであまりやりたくはないんですがどうするのがいいんでしょう...難しいですね.
あとMBAが死んでいたのでアカツキからMBPをレンタルしたんですがかなり辛かったです(生産性的に).みなさんPCは余裕を持って点検しましょう.
という感じでした まる