note63

事情

アジャイルサムライ読んだ

アジャイルサムライ――達人開発者への道

アジャイルサムライ――達人開発者への道

自分の所属しているチームのスクラムスクラムじゃないと感じているので、「じゃあ何がスクラムとして不適切なんだ?」というのを理解するために読んだ。
スクラムの本を読めばいいじゃないか、という話になるけど、その前にアジャイルの考え方を学び直そうと思ったのがきっかけ。

内容

そもそもアジャイルとはなんなのか、本書中にはこう書かれている。

アジャイル」はフレームワークであり、心構えであり、ソフトウェアを無駄なく、早く届ける手法だ。

ほとんど同じ内容にはなるが、自分はアジャイルを「現実を直視しながらプロジェクトを進めること。そうして顧客に価値(プロダクト)を届けること」だと思った。

例えば本書では、時間、予算、品質、スコープ(どこまで実装するか)はプロジェクトの過程で必ず変化するし、どれかを守るためにはどれかを犠牲にしなくてはならないとしている。

それは自分の経験則とも一致するし、スコープを広げるのであれば時間を掛けなければいけないだろう、もしくは品質を低下させるしかない。(予算を上げて、人を増やすというような選択肢は取りたくない...)

そのほか、アジャイルアジャイルたらしめるためのツール、プロジェクトの進め方、メンバー構成等々。

感想

実は4年前に一度読んだことがあるのだけど、そのときは何を読んでも身にしみないというか、自分の知識になっている気がしなかった。今読むと自分の経験と照らし合わせながら「うんうん、これは大切だよね」という感じで自分の考えとして落とし込みながら読めたのでとてもよかった。自分は理論より実践なのだろうなと思った。

次は↓のどっちか(もしくは両方)を読む。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

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